商品番号 1001
超硬リード線カッター
<エピソード>
世にPCB(プリント基板)なるものが出現し、これに電子部品を実装しハンダディップ後に
電子部品の長い脚を切る仕事が発生した。
従来から特殊工作工具(ドリル・カッターなど)に実績を持ったこのメーカーには
切れ味が良く・電子部品の素子にストレスを与えないカッターを開発して欲しいとの
依頼が殺到し“おやじ”はマシンを改造して、他社に例を見ない
バックテーパ−の両刃カッターを開発した。
余りの評判の良さに大手メーカーから新規取引を前提とした“工場監査”のチームが入り、
従業員たちは受注の増大に胸を膨らませていた。
しかし、1setの受注を受けた後、その会社から注文を頂くことは無かったと言う。
そして、数ヶ月後、町には・・・。大手メーカーのバックテーパ−付きのカッターが
出回っていた。
しかし時は流れ、プリント基板の実装技術も面実装タイプ移行し、
このカッターを必要とするディスクリートタイプのものが少なくなり
大手は手を引きつつある。
切れ味一筋に技術を磨き上げた、このメーカーのカッターが
最後に“生き残る”
次のテーマは、このカッターの用途開発だろう。